日々なる雑感

日常をただ適当に(但しミーハー)

【足腰ヨワヨワ】大泉洋リサイタルin武道館【いつもどおり】

さて、2月2日に大泉洋さんの生誕50周年記念リサイタルに行ってまいりました。会場は日本武道館。たぶんエイトが24時間TVのメインパーソナリティを務めた時以来だと思います。1回目のほうだったような。だから12年ぶりくらいですね。コンサートなどの公演となると、いつだかの槇原敬之さんのオーケストラコンサートが最後かな? もういつぐらい前か思い出せません。ただ、九段下駅は通っていた学校の最寄り駅で、さらに靖国通り沿いの武道館へ行くための地下鉄出口を使用していたので、土地勘はまあまああるほうかなと思います。地域的に再開発とかあまりない場所ですしね。しかしその出口は階段なんですよね。エスカレーターではない。そして坂道をのぼることになるので、最近足の調子が良くない自分にとってはなかなかのハードモードです。ということで、できるだけ負担がかからないルートで武道館を目指すことにしました。

地下鉄は半蔵門線九段下駅に到着。壁が取っ払われたのはかなり前だと思うのですが、都営新宿線とホームが同じで「わぁ~」ってなりました。通学していたころと同じルートで改札階からコンコースに出て、いつも朝に友だちと待ち合わせていた柱のところを通過して、エスカレーターで地上に上がれる出口へ。トイレに長蛇の列が出来ていて、「そういえばそうだった…」と懐かしくなりました。下校時間は武道館でのコンサートやライブの開演に近いタイミングのことが多かったので、その日のアーティストによって、階段をのぼって出口から出てくる方たちのファッションや年齢層がガラッと変わるのが面白かったのを思い出しました。

事前に検索してみたところ、武道館までは北の丸から入ればタクシーで行けることが判明。ということで、エスカレーターで出ると目の前にりそな銀行がある出口で地上へ。横断歩道を渡ってりそな銀行前でタクシーを捕まえました。ぐるっと回ることになりますが、本当に武道館前まで連れていってもらえます。そんな人あんまり居ないのかな…と思ったのですが、年齢層が高めなのでタクシーどんどん到着していました。すでに開場時間になっていたので、すぐに座席を目指すことにします。ちなみにこの日の席は2階スタンド席。FCの最速先行で当選したので1階かなあ…と思っていたのですが、2階でしたねー。でも比較的前列で通路横を含む4連番だったのでガッカリ…とまではいかず。しかしかなり久しぶりなので、どんな見え方になるかイマイチ想像がつかないままでした。案内に沿って歩いていくとなかなか動かない行列を発見。ま、まさかが入場列? と焦ったのですが、中道館に展示されている金の大泉洋像、肖像画を見るための列でした。※ちなみに現地集合にしていた身内はこの列に並んでいた。

よろよろと階段を登って2階へ行き、該当の入口から中に入ると「せまい!」が第一印象でした。今回360度フルで座席を使ったセンターステージになっていて、2階スタンドでも前列なこともあって、体感としてはかなり近く感じました。実際オペラグラスなどなくても表情まで何となく見えるし、ステージ上には大きなモニターがあったので快適度はかなり高かったです。そして今回の公演は座席に前もってリストバンドタイプのペンラ(ペン型ではないけど)が置かれていて、電源さえ入れておけば後はひたすら自動制御されるのでそのままでOK。これがチケット代に含まれているのか…と感動しました。昨今、基本的にチケットで安い!と思うことはあまりないですが、今回は「良心的だな~」と思いましたね……。あと久しぶりに4枚まで取れる公演でした。だいたい2枚までが主流ですよね。以前は弊社()も4枚まででしたが、少し前に規約変更で上限2枚になりましたし。4枚までの頃もあまりMAXまで申し込むことはなくて、行く人数に合わせて1~3枚が多かったです。めちゃくちゃめんどくさがり屋なので、交換同行を想定して4枚取るのがあまり好きじゃなかった、というのもあります。

話が逸れました。実績もないのに突然紅白とか出るの謎なんだが! というのが大多数の意見だと思うのですが、実はめちゃくちゃ前から歌は歌ってるんですよね…。大泉さん。Mステに初出演したときに、私は大泉洋withスターダスト☆レビューのために録画していたのですが、後から嵐担になって「え、嵐も出ていたのか…」とディスクを再生してびっくりした記憶があります。※ちなみに今度の金曜はその時ぶりにMステ出演です(宣伝)。しかも鼻歌作曲をプロに起こしてもらう形ではありますが、作詞作曲:大泉洋という曲がけっこうあったりします。その曲たちを生で聴ける機会が、私はほとんど無くてやっと見て聴くことができて感動しまくっていました。あと…年齢層がたぶん私ぐらい~ちょっと上くらいがボリュームゾーンなので、コール&レスポンスとかの声の高さに無理がなくてちょうどよかったです(笑 ピアノ弾き語り(9月から練習スタート)までありました。何度も失敗してしまい、動揺しながら震える手で弾きなおす姿が、なんだかとても人間味があったし、それさえもエンタメだったなと思います。どんな公演なんだ、と思われるかしらと思いますが、何度か涙がにじみました。それくらい心に響く歌声と曲があったんですよね…。たぶん全然彼のイメージじゃないと思いますが。まあMCは想像どおりですね。ボヤキ漫談状態でしたからww

終演後はかなり時間をかけて規制退場を行っていたのですが、しっかり守る人ばかりなのも新鮮な光景でした。大多数の人は指示に従う公演は普段もよくありますが、ほぼ全員がきっちり規制退場のアナウンスどおりに退出していくのはすごかったです。ちなみに私はかなり最後のほうでしたが、それでも混雑していたので武道館は通路も狭いし一気に出るのは無理なんだなーと思いました。さて帰りですが、ネットで検索するとタクシーは靖国通りに出て捕まえるのが一番、というものしか見つけられず不安でした。実際、空車が武道館前で待機するのは禁止されているようです。ただし迎車は入れるので、配車アプリで手配してタクシーを利用するのは可能でした。行きと同じように北の丸から敷地外に出る形になるので、九段下駅まで乗ることも考えましたがおそらく駅構内やホームの混雑がまあまああるのではと思い、一駅先の神保町駅から半蔵門線に乗ることに。向かうのは渋谷方面なので、九段下駅より前で乗ることで確実に座りたいという下心もありましたので…。足腰ヨワヨワの民になる前は普通に神保町の交差点そばの地下鉄出口を使っていたのですが、今回はエレベーターで降りることができる出口を目指しました。専大前交差点につけてもらい、エレベーター→改札階→エレベータ→ホームというルートで半蔵門線に乗れるようにしました。ちなみにラッシュのピークを過ぎていて、各駅停車ではありますが、平日なのに終始かなり空いていたのが謎でした。さすがに立っている人はちらほらいましたが、そんな程度です。というわけで足腰悪くても、意外と何とかなるよ武道館公演、の巻でした。