日々なる雑感

日常をただ適当に(但しミーハー)

【近くて遠い】第5回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦ファイナリストLIVE

私の夏はここから始まります。あの「立川ステージガーデン」で行われたファイナリストLIVEに行って参りました。過日行われた決定戦のユニット戦でNGT48の3人が優勝したのですが、その中に推しである清司麗菜ちゃんがいたのでファイナリストLIVEは行きたい! と思っていたところ、友人が個人戦でファイナリストになったAKB48の田口愛佳ちゃんのヲタクだったため軽率にお誘い。楽しみでしかなかったのですが、そう「あの」なんですよ。とにかくいい評判を聞いたことがなくて……。そしてこれはどうしようもないことなのですが、駅からもわりと遠くて徒歩8分とあるんですが、あちこち検索してみると「10分以上かかるよ?」みたいなのも見かけたので、不安しかありません。別界隈の現場で行ったことがある友人にも、無理だと思うと言われていたので、タクシー乗り場の予習に余念がありませんでした。

そして当日。めちゃくちゃ暑い。クソ暑い。この日は都心を経由しないで立川に向かえるため、いつもカットとカラーをお願いしているスタイリストさんにヘアメをお願いしていました。使うかな? と思って一応持っていった以前のリボンをけっこう目立つ位置につけられたため、うかれた頭のおばさんになってしまい、そっと一つリボンを外しました(懺悔)。当初は席も後列だし、推しと会えるわけでもないしヘアメいらんよな~と思っていたのですが、想像以上の暑さだったのでアップスタイルにしてもらえてよかったです。あとヘアメしてもらうと単純に気分があがります。年が年なので、浮かれたBBAにならないようにドキドキしながら毎回施術してもらっています。ギリギリに滑り込みで予約したので終わりが早めの時間になってしまい、とりあえず立川までは行ってしまうことにしました。実際私は使わないルートですが、ちょうど多くの人が向かうであろう時間帯に中央線快速が遅延していたらしいので、時間が余ったときはとにかく最寄り駅まで行くのが最適解ですね。私は南武線で立川を目指します。川崎方面はまあまあ乗る機会があるのですが、立川方面はかなり久しぶりだったような。以前の仕事で取材か撮影で西立川?? とかに行って以来だと思います。

とりあえず何も食べずに立川までたどり着いてしまったため、プロントで簡単に食事してのんびり。友人と合流してタクシーでステージガーデンを目指します。うーん、たしかにけっこう距離ありますね。Twitter検索すると暑くてバテた…というツイも見かけたので、タクシー移動を選択したのは正しかったと思います。せっかく乗ったのだから…と少し遠回りするけど、会場ギリギリそばまで行ってもらいました。慣れてる人はちょっと手前の交差点で降りる人もいます、と運転手さん談です。

今回座席は1階席後列。そうですね…アリーナ会場のアリーナ席です(頭悪い文章ですがそうとしか書けなかった…)。横アリのセンター席です。こっちのほうがいいか。今回着席での鑑賞だったので男性ヲタクにまみれても意外と大丈夫でしたが、スタンディング必須だとキツイかもしれません。劇場として使用する場合は、1階後列に2列ごとの段差をつけることも可能らしいのですが、今回は真っ平。平地でした。でも2列ごとといっても演劇のための劇場と違って互い違いの配席でもないので、段差2列目だと前の人の頭邪魔だと思います。たしか2.5舞台でよく使われているようですが、舞台を観るにはしんどい会場ですね。2階席左右前列が一番観やすそうだと思いました。

そして開演。客席後方からメンバーたちが登場。残念ながらNGTの皆は私たちから遠い通路を使用していたのでちょっとだけ残念。でもそんなことは些細なことでした。個人戦に関しては決勝戦のさらにファイナルまで残った子たち、ユニット戦は優勝のNGT48の3人のみ。驚くほど本当に歌唱力が高いメンバーばかりでした。しかも生バンドの演奏。しかも最後のバンドメンバー紹介で分かったのですが、シンセ、キーボード等の鍵盤系が3人も居て、本当に完全なリアルタイム演奏にこだわった編成だったんだな…と驚きました。たとえば生バンドでも、ブラスとかストリングスは音源同期して流すことも普通にあると思うので。

推しとか、推しじゃないとか関係なく本当に全員素晴らしかったし、推しであるれいにゃーの出番のたびに沸いていたのは事実ですが、個人的に心をわしづかみされたのが、個人戦優勝の池田裕楽ちゃんと、NGT48の研究生である新井りりのちゃんの「初恋サイダー」です。りりのちゃんが歌い上げるイントロが素晴らしくて、ちょっと泣きました(安定)。48GメドレーではNGT48のシングル「渡り鳥たちには空は見えない」を3人が歌い、アンコールではまさかの「MAXとき315号」を参加メンバー全員で歌唱。なんだか不思議な気持ちでした。れいにゃーが落ちサビを歌っていたり、そこここに感動ポイントがあって、本当に贅沢な時間でした。8月にTBSチャンネル1で放送されるので、セットリストごとの感想はまたその時に書きたいと思います。友人の推しである、田口愛佳ちゃんの「目抜き通り」がバチクソにかっこよくて軽率に惚れました。

あと、たぶん本店(AKB48)のものだと思うのですが、全員で着ていた衣装がとってもかわいくて、めちゃ私の好みだったのも嬉しかったです。なにせ永遠の新規なので全然分からないのです。

終演後は友人と最高だったね……と話しながら会場を後にしましたが、日は暮れていますがやっぱり暑いし駅は遠いので、タクシーをアプリで呼ぶことに。会場の敷地あたりはタクシーを呼べない禁止区域になっていて、ちょっと苦労しました。少し離れた方が呼びやすいかもしれません。立川でよかったのは南武線の始発なので確実に座ってゆっくり帰ることができたことかも。ただ駅に入っているルミネなどのレストランフロアの閉店が早くて、食事する場所を見つけるのに少々苦労しました。終演後ちゃんと食事も楽しみたい、という場合は事前に周辺でチェックしておいたほうがいいかもしれません。

というわけで、夏の現場シリーズ初戦は無事終了。暑かったけど。