日々なる雑感

日常をただ適当に(但しミーハー)

2/27 初めての「卒業公演」おぼえがき

とうとうこの日が来てしまいました。色々と遠征準備をしながら、忘れ物などはないかしら……とかあれこれ前日まで考えていて、やはり最後なのでお花を贈りたいと思い、前日夕方に劇場近くの花屋さんに予約を入れました。色は推しサイカラーの赤か黄色のどちらか…と思っていたのですが、赤は在庫が厳しいとのことだったので、イエローメインで、差し色に赤を入れてもらうことにしました。これで用意は万全……のはず。花束に添えるカードは手持ちのミニレターセットがあったのを使いました。

 

さて当日。土日の劇場公演は17時にスタートなので、事前に予約した列車は平日の場合に乗るものより一本早いものでした。運よくリーズナブルにグリーン車を取れたので、ちょっとだけウキウキ。最後にグリーン車というものに乗ったのは、おそらくWESTの宮城公演の日帰り新幹線以来かな、と。ギリギリでチケットを譲っていただいたので、普通の指定席は満席だったのですよね。だから8年ぶりくらい? さらに行きがけにデパートに寄りたい用事があったので、それも併せて結構な早い時間に出発しました。東京駅ではいつも駅弁屋「祭」で昼食を選ぶのですが、数日前から猛烈にフルーツサンドが食べたい発作に見舞われていたので、めずらしくフルーツサンドとサラダ(でかい)を選びました。なんか女子っぽーいって思った記憶w あと初めて新幹線のチケットをeチケットにしたので、意味もなくドキドキしてました。ピッてしてエラー出たらどうしよう…とか。いや、大丈夫だったんですが。

そしてグリーン車でのんびりと過ごし、14時前に新潟に到着。ホテルは15時チェックインなので、ロビーで待つつもりだったのですが、お部屋の用意が出来ているので…と言っていただき、早々に入らせていただきました。スマホも充電したかったしありがたかったです。そういえばこの日の東京はやたら暖かったのですが、新潟は普通にひんやりしてました。でも予報と違って雨が降っていなかったので助かりました。

いつもどおりバスで万代シティに向かい、花屋さんで予約していた花束を受け取りました。かわいらしく作っていただいてよかった。赤と黄色のバランスはなかなか難しいなあ、といつもスタフラとか見て思っていたのですが、センスよくまとめてくださっていて感謝です。

 

そしてすぐに劇場へ向かうことにしたのですが、今回なぜか数日前から、「なんか立見席来る気がする」と予感めいたものがこびりついていて、脳内シミュレーションも完璧だったんですよね……。あーこの予感は外れてほしいと思ってたのですが、当たりました。しかも立見2列目。なかなかに絶望しました。ただコロナ禍になる前の立見と違って、丸椅子は置かれているので、開演するまでとかは座っていられるのが救いだったかな。あと二列目だけど、片方の隣は誰もいなかったので、わりと自由に動いてみることができたのが不幸中の幸いでした。これまで劇場で十数回公演を観てきたのですが、立見席は初めてだったので、これまでがラッキーだったのかもですね。

当たり前ですけど、握手会のレーンでお見掛けしたことのある推し被りの皆さんを何人も見ながら、ロビーで開場を待ってすぐに入場。今までで一番ステージから離れている席なので、こんな感じなのか~と確認してみたり、そわそわししながら開演を待ちました。開演前の影アナはもちろんこの日の主役の野絵ちゃん。なんとこの時点で泣いていました。いくらなんでも早すぎるw うっかり私ももらい泣きしそうになったので、今日の私の涙腺はどうなるんだろう……と不安になりました。通常これまでの卒業公演は通常公演+卒業セレモニーという感じだったのですが、今回はまるまる「卒業公演」となっていて、セトリはまったくの不明でした。そして始まったのは、「Partyが始まるよ」公演。NGT48が初めて行って定期公演の演目でした。私がヲタクになる前に行われていた公演ですが、コロナ禍になる前は二期生+ドラ3がやっていたので、セトリ自体は何となく把握できてました。でもユニットコーナーは野絵ちゃんプロデュースのセトリに替わっていて、予測不可能。わくわくしながらもどんどん進んでいく公演に、終わりがいつか来てしまう…と寂しくなっていましたね…。ちなみに今回自分の号泣に備えてポケットティッシュ+タオル2枚持ち込んでましたw 常時タオル1枚は握りしめてる状態で、涙を拭うBBAになっていました。だいたい野絵ちゃんやメンバーが泣いてるのを見て、もらい泣きというパターンが多かったですね。しかし野絵ちゃんらしいというかなんというか、めちゃめちゃ泣いたんですけど、それと同じくらい笑いました。こんなにみんな笑う卒業公演あるのか?? ってなってました。たしか公演時間は換気休憩15分を含む2時間半だったのですが、1部が終わった段階で1時間15分が経過していました。これは…押すね? と覚悟しました。とりあえず休憩で一旦ロビーに出て、家でDMMの生配信で観ている娘にLINEすると、やはり笑ったり泣いたり忙しかったようです。ですよねー。お互い2部終了までの無事を祈って私は劇場に戻りました。立見なので、休憩中は座って休みたいのです……。でもまあ疲れたけど、最後列なので好き勝手にペンライト振り回してリズム取って動いていたので、疲れるけど楽しいといえば楽しい席だな~と思ってました。あと、私は推しが2人いるんですが、たぶん早々にりかちゃんに発見されましたね。オール野絵ちゃん推し状態の客席に、ひっそりと存在していた「のえりか推し」なので、爆レスもらいましたwww ジャニーズだけのヲタクだった時も相当ファンサに鈍いことに定評がありましたが、さすがにこの日の爆レスはわかりました。ありがとね…。

2部は「草原の奇跡」ソロからスタート。きたりえさんの卒コンで歌われてたのを、映像倉庫で観て記憶に残っていたので、本当に大好きなんだな…って思ったし、ホントにいい歌なんですよね。図らずも、私は2部しょっぱなからすぐに泣いてました。2部は2期生とドラ3も参加していて、野絵ちゃんが後からSHOWROOMで解説していましたが、みんなが最前列のポジションを体験できるように組まれていて、普段なかなか一列目にいない子たちが、堂々とセンターの野絵ちゃんの両サイドでパフォーマンスしているのを見てなんだか暖かい気分になりました。きっといい経験になっただろうな、と思います。そして早々と「Maxとき315号」を皆で歌っていたので、あら…早い…と思い、最後の曲は何なんだろう…と思いつつ、引き続き泣いておりました。

そして卒業セレモニーになり、深紅のドレスに身を包んだ野絵ちゃんが登場。上品な色使いでとても素敵なドレスです。しかし最後の曲もしっかり踊る気なのか、スカート丈は前はミニ、後ろはたっぷりと長いデザインになっていて、足の長さが半端ない! スタイルの良さはメンバーもみんな感嘆していましたね。。。

野絵ちゃんへのお手紙は、お仕事の都合で参加できなかった一期生本間日陽ちゃんと、お母さまからでした。聞きながらぽろぽろと涙を流す野絵ちゃんをみて、しっかりもらい泣きするヲタクでしたね…。最後のご挨拶もノープランだったらしいですが、とても気持ちが伝わってきていいスピーチでした。そしていよいよ最後の曲。野絵ちゃんが選んだのは「必然性」でした。FNS歌謡祭に、アイズワン、坂道、48で編成された特別企画のために作られた曲です。ジワるDAYSのカップリングみたいなんですが、それは公演後にサブスクで検索して把握しました。アイドルである野絵ちゃんがここにいるのは、必然ということに涙してしまいました。結局ずっと泣いてたね(;´Д`)私…

そして無事に公演が終了したのですが、当初予定だった2時間半を大幅に超える3時間半が経過していて、新幹線でそのまま帰京する人たちなどはかなり慌てたと思います。お見送りも新幹線組が優先されて並んで待機していたのですが、メンバーたちがなかなか出てこない。もし新幹線組なら死にそうになってたな…と思いました。そしてやっと始まったのですが、野絵ちゃんはもうずっと泣いていて、かえっていくヲタクに手を振りながら、「いやだ、いかないでー!」と連呼していて、どういうことwww って微笑ましかったです笑 私も笑顔で手を振ってお別れできました。ちなみにもう一人の推しは出てこなかった…。メンタル大丈夫か?? と心配になりました。大丈夫だったのかな、本当に。深夜0時を回って配信されたアーカイブの最後の全員挨拶にも居なかった…。

3時間半、途中座りつつも基本立見だったので、終わったときはもうヨレヨレでした。いつもどおり大通りを渡る歩道橋まで歩いていったら、なぜか通行禁止でロープが張られていました。なぜ。仕方なく階段で下に降りて、タクシーを使って駅前まで戻りました。もったいなかった。でも歩いて帰るのはもっと無理だったので仕方ない。私は推し被りの皆さんとまったく交流してこなかったので、終わったあと飲みに行ったり、とか全然なくて、静かにホテルに帰還。途中のコンビニでふらふらになりながら夕飯を買いました。もう1秒でも早くベッドにダイブしたかったw 足が生まれたての小鹿みたいになりながら、なんとか風呂に浸かっていたら、野絵ちゃんのSHOWROOMが始まり、ぬるくなる風呂を感じながら観ていました。泣きすぎて、汗かきすぎて足がつる…と、しょっぱいものを求めて、ケンタのチキンを貪るドレス姿の野絵ちゃんが斬新過ぎたwww 私もなぜか猛烈に水分を欲していて、ホテルで大量にお茶を飲みまくってました。何だったんだろう。泣いたから?

そして最終活動日である28日は、最後のSHOWROOM配信に備えて、通知を逃さないようにチェックしつつ帰京しました。結局夜だったので、無事に見届けることができましたが、ずっと泣き続ける野絵ちゃんとのお別れは本当に寂しかった。感謝の言葉が滝のように流れていくコメント欄に、何とか参加しつつ終わりました。初めての推しの卒業を経験して、これからいなくなったことを実感する日がくるんでしょうね…。まだピンと来てないので、じわじわと効いてくる感じなのかなあ。 

 

 

大好きな2人の最後のツーショット。

しかし新たに振り入れしたりポジション覚えたりで、みんな大変だったろうなあと後からしみじみ思いました。素敵な卒業公演だったし、私としては、やり切った感もあります。公演直後のロビーも皆、そんな感じだったかなと思います。どうかな…。とりあえずしばらくはこんな思いをしたくないので、りかちゃんはもうずっと卒業しないでね!!(必死