日々なる雑感

日常をただ適当に(但しミーハー)

担降りブログになる前に

いつか書く日が来ること、今はひしひしと感じている。

担降りブログ。

まだ書けないので、まあファンサというか承認欲求の話題なのかな……。

前のエントリーでも書いたけど、先日初体験した女子アイドルの現場では割と簡単にレスをもらえた。団扇を持ってるでもなく、ただ手ぶらだったにも関わらず、彼女に向かって手を振ったらにっこりと笑顔で振り返してくれる。そしてお見送りではほんの一言だけど、会話のキャッチボールが出来る。私は先日の遠征で、これらを達成してしまったので、遠征先のホテルで夜寝る前に「まさかこれで私満足して、女子からはすぐ足を洗うのかな」と思ったりもした。実際は全く洗ってないがな!

 

ジャニーズを応援しはじめてもうすぐ10年。もっと大先輩はたくさんいるけれど、かといって短い期間でもなくなってきた。そのうち今の担当を応援しはじめて8年。案外スムーズに現担当にたどりついてるんだな……と書きながら思った。嵐を意識して追うようになったのが2008年で現場デビューが2009年だから、もうすぐ10年で間違いない。あっという間にエイトに行き、さらに関ジュを知り、担当を見つけたんだなぁ。そう思うと今さら熱が冷めたとかないのかも……と思ってもみるんだけど、最近気付いたことがある。少々話はそれるが。俳優さんは年齢に上限はなく好きだけど(ex安田顕さんetc)、アイドルに関しては私の中での「旬」があるのでは? という仮説。ヲタク友だちと話していて指摘された。そうなのよ、最近自担を見て思うのは「年重ねたなぁ」ということ。自分の年齢は棚にあげさせていただいてるのだが、これなのである。女性でも細い人はしわが目立つのが早いように、男性も細い人は笑いじわや他の部分での加齢を感じさせることが多いのでは……と思った。そんな担当を「アイドル」として見られなくなってきているのかもしれない。私の承認欲求の業の深さ以外にも原因はある、そういう仮説を唱えてみた。ちなみに私はパンパンなのでシワなどほとんどないorz シワ予防のコスメのサンプルをもらったけど、どこに塗れば……となるほどみちみちしている。話はそれたが、自担に対して、ときめきみたいなものは減り、安定感を感じるようになった。

そして、話を戻すと、ここ2年くらい感じていた自分の承認欲求の強さを、適度に満たしてくれることを教えてくれた女子アイドルの皆さんへの気持ちが、だんだん強くなっているのも確かに感じている。元々現担はファンサに熱心な方の部類の人だったので、松竹座に入り、うちわを見つけてもらえれば、何かしらのファンサなり反応をもらえる人だった(己の勘違いも込みで)。積む金はなかったので、普通に届いたチケットで入っていたのだけど、ファンサを期待できる席のときもあれば、まったくノーうちわ要双眼鏡の席もあり、適度に入り混じってて上手い具合に承認欲求も満たされていた。良席で完全にアウトだったのはたぶん数回くらいだと思う。いい年をして恥ずかしい限りだが、そんな感じのヲタク生活だった。大人げないなと思いつつも隣の人のうちわは気になったし、同担だとちょっと焦ったりもした。一度日生劇場のかなりな前列で交換同行した方が同担で、顔は笑顔を作っていたけど、内心「今日はどうなるんだろうなぁ…同行の人だけファンサもらうのも切ないけど、自分だけになっても気まずいし」と不安に思っていたことがあった。結局、担当は私たちに一人ずつちゃんと指さししてくれて、穏やかに終演後の駅までの道を一緒に歩いた覚えがある。そんな感じで過ごしてきたので、アリーナツアーになったデビュー後は、1つのツアーで1~2回うちわに反応してもらえたらいい方になったのがやっぱり寂しいというのが本音だった。当たり前だけど距離も感じるし、ほどよくよい席だと、今日はファンサもらえるだろうか、うちわに気付いてもらえるだろうかとソワソワするのも正直嫌だった。自分の承認欲求の強さにウンザリするし、楽しいはずの現場がギャンブルみたいに感じてしまう自分に悲しくなった。あと、以前より箱が大きい分、自分あてのファンサかどうか、もはやお花畑になって思いこむしかないのもなんだか滑稽で切なくなった。さらに、自慢できるほど、自分宛てのファンサかどうか気付くのが鈍いため、ジュニア時代、同行の友だちに「なんでファンサもらってるのに無反応だったの?」とか、もらった意識がないのに「よかったね!」とか言われるほどだったので、よけいに自分宛の反応かどうかなんて分からな過ぎて辛くなった。本来はステージを楽しむための機会なのに、どこかファンサのことが頭にこびりついてしまっていて、純粋に歌とダンス、MCを楽しめる自分になれたらいいのに…とわが身を呪う感じになっている。特にデジチケで当日入場するまで座席が分からないというのも、モチベーションの調節が一切できないので、気持ちの持って行き方がさらに難しくなった。結果案内を鬼リダイヤルして聞いて、紙チケットが送られてきたあの日々はもう帰ってこないのですね…。

何が何だか分からなくなってきたが、WESTに関しては前に書いたように今回は横浜と大阪で無謀な申し込み方をしたので、外れたら外れたでいいや、と思うようになった。外れたらたぶんアルバムも買わなくなりそうだ。今週末にもまた女子アイドルの現場がある。今回は神席ではないので、レスをもらう感じではないけど、感想を一言彼女に伝えることはできそうなので、それがほぼ確約されている状況なだけでありがたく感じる。showroom(リアルタイム動画配信)ではコメントをポチポチとして、それを拾って読みあげてくれると、とてもうれしくて、つい「どんなコメントなら拾われやすいかな」とか工夫したり、頑張ってしまっている。今日もいつもはオレンジ系のリップをしている子が、ピンク系のリップをしていたので、「リップ変えた?」とコメントしたら、そうなの~と、嬉しそうに話してくれた。それだけで、とても温かい気持ちになるし、わりと十分だったりする。こんな感じで、手軽にできるSRでのアイドルとのふれ合いと、今予約している握手会のチケットを眺めてわくわくしているだけでも、現状かなり満たされている。

デビュー前は、デビュー目指してギラギラしている担当が好きだったし、いつ辞めてもおかしくない年齢だったので、毎シーズンドキドキしていた。デビュー後もしばらくは「頑張って売れて!」「どんどん大きくなって!」と願ったけど、ツアーの頻度が早々に年1回になり、テレビでしか見られない時期がほとんどになって、モチベーションの維持が厳しくなってきた。そしてなんとなく体感はしていたけど、ファン層うまい具合に入れ替わったよね。デビュー直後はそんなに感じなかったけど、今はファンの低年齢化がうまく進んだので、余計に居場所がない感じがする。誕生日のハピバレターを義務と感じてしまった時点で、たぶんいろいろ詰んでいる。11月中旬の当落発表で私のヲタクライフは大きく何らかの変化を見せる気がしている。本当は東京ドーム公演と、単独京セラカウコンまで見届けたいんだけど、その気持ちが揺らいでいるので、どうか全滅だけは回避できますように。まだ追っていたい、という(半分惰性かもしれないけど)気持ちはあるので。でもこれも執着みたいなものかもしれない。本当に追いたいのか。自問自答。